妊婦様へのRSウィルス母子免疫ワクチン「アブリスボ」の接種を開始しました
2024年09月18日
RSウィルスは乳幼児の肺炎、気管支炎を引き起こすウィルスです。特に生後6か月未満で感染すると重症化することが示されています。
妊婦さんが妊娠中にワクチンを接種することにより抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、出生後の乳児をウィルスから守り、乳児におけるRSウィルス感染症を予防します。
詳細は以下参照 ください。
日本産婦人科学会
20240627_ippan.pdf (jsog.or.jp)
日本小児科学会
RSウイルス母子免疫ワクチンに関する考え方|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
当院での接種の流れ:
(妊娠24週以降から接種可能で、特に28週以降が推奨されていますが、当院での接種は妊娠30-36週の妊婦さんに限らせていただきます。)
1. ワクチン確保のため必ず電話でご予約ください。「03-3513-0355」
RSウィルスワクチン希望(またはアブリスボ希望)の旨をお伝えいただき、ご予約を取らせていただきます。(週数確認のため、予定日をお伝えください)
2. 当日は問診票記入、体温測定と医師による問診があります。胎児心拍の確認もいたします。
必ず母子手帳をお持ちください。(接種後に接種記録シールを貼付します)
3. 接種後30分ほど待合室でお座りになり、体調に変化がないことを確認の上、帰宅していただきます。
4. お支払い。費用:RSウィルス母子免疫ワクチン「アブリスボ」33000円(税込み)
(初診再診の患者様は別途初診料3300円、再診料1650円かかります)
アブリスボについての薬品情報は以下をご参照ください。(特に患者様向け医薬品ガイドの項目がわかりやすいです)
アブリスボ筋注用 (組換えRSウイルスワクチン) medication | ファイザーメディカルインフォメーション-日本 (pfizermedicalinformation.jp)
ご不明点はクリニックまでお問い合わせください。